老後のお金と人間の本能|不安と共に生きるということ

今日、ふと考えました。

今の自分が一番気にしていること、それは「老後のお金」のことです。

 

身体の方は、ありがたいことに今のところ大きな病気もなく、日常生活に支障もありません。
でも、それだけに生活していくために必要なお金のことが気にかかります。

 

結局、お金というのは生きていくための「食べ物」や「生活に必要な物」を手に入れるための手段ですよね。
それで思ったのです――人間というのは、昔からずっと「どう生き延びるか」を考えてきたのではないかと。

 

動物と同じように、私たちの祖先は狩猟民族でした。
相手も動物。命をかけて食べ物を探し、生きるために必死だったはずです。
毎日、次に何を食べられるか分からない状況。
つまり、常に「不安」と背中合わせで生きていたのだと思います。

 

その後、時代が進み、日本では農耕文化が根づき、水田を耕し、稲を育てる生活が始まりました。
でもそこでも、天候不順や自然災害など、日々の不安と闘いながら暮らしていたはずです。

 

そう考えると、人間というのは「生きるための手段」に常に不安を持ちながら、工夫して乗り越えてきた生き物なのかもしれません。
今は「お金」という形になっているだけで、私たちの根本にあるのは、「どうやって生きていくか」という本能なのだと思いました。

 

老後の不安、お金の心配。
それは決して「弱さ」ではなく、人間としてごく自然な感情なのだと、今日改めて感じました。

 

少し寄り道のような話になってしまいましたが、そんなことを考える一日でした。
読んでくださり、ありがとうございました。