65歳になって思う、働くということ

 

65歳になった今、正直に言えば「もう働きたくない」という気持ちがあります。 ですが、現実はそうもいきません。生活のことを考えると、やはり働かないと厳しいというのが正直なところです。

 

この話題については、夫婦の間でもよく出ます。 妻は冗談交じりに「死ぬまで働くのよ」と言いますが、その根底には「働かなくなったら体力が落ちる」「認知症なども心配」という思いがあるのだと感じています。

 

このブログでも何度か書いていますが、今の職場は9月で契約終了となります。 建物を返すために修理も必要で、おそらく9月いっぱいで仕事が一区切りになる見通しです。 その後どうするか、いろいろ考えを巡らせています。

 

思い返せば、私が子どもの頃は定年といえば55歳でした。 自衛隊などは今もそのあたりかもしれませんが、いつの間にか60歳が当たり前になり、 私たちの世代では65歳が“普通”になっていきました。 最近では政府も、企業に対して「70歳まで雇用を継続するように」と促すようになり、 70歳定年もすぐそこに迫っているように感じます。

 

この65歳定年の制度も、もともとは政府が60歳で定年を迎えた人に対して、 65歳まで雇用を続けるよう企業に要請したことが始まりでした。 その後、少しずつ制度として整備されていき、今では定着したといえるでしょう。 その背景には、年金支給の開始年齢を遅らせたいという目的があるのではとも言われています。

 

とはいえ、今の60代は昔と比べて本当に若いですよね。 私自身、自分が65歳になるとは、つい最近まで想像すらしていませんでした。 そして、若い頃には「自分が何歳まで生きるのか」なんて考えたこともありませんでした。

 

でも最近は、「あと何年生きるのだろう」と考えることが増えました。 もし終わりが分かっていれば、金銭面の準備もしやすいのでしょうが、 そうもいかないのが現実です。 人生100年時代と言われる今、「長生きリスク」という言葉も聞かれるようになり、 これが新たな悩みの種になっています。

私と同年代の人たちと話していても、最近は「老後資金」や「何歳まで働けるか」などが話題になります。

 

私は十分な備えができなかったのですが、これを読んでくださっている若い方がいらっしゃったら、 どうか「老後の準備」は早めに始めてください。 今はiDeCo(イデコ)などの制度も整っていて、少額からでも長期で運用すれば、 老後の不安が少しでも和らぐ可能性があります。 「年数は味方になる」──これは本当にその通りだと思います。

 

今日は、そんなことを思いながら書き綴ってみました。 読んでくださってありがとうございます。 また明日も、少しずつブログを続けていけたらと思います。